長野県渋温泉にある【九番湯 渋大湯】。
昔ながらの温泉そのままに残っていました。
2024年ももう終わりになる頃、長野の渋温泉に行ってきました。
渋温泉は約1,300年前に行基が発見した古湯で、
戦国時代には武田信玄の隠し湯のひとつとされていたと伝わっているそうです。
12月末の渋温泉郷では雪がボサボサ降って、聞こえるのは温泉が流れる音のみ。
至るところからお湯が流れていて、掘れば温泉と言われるのが分かります。
9つの共同浴場を巡る湯巡りが人気ですが、その最後の【九番湯 渋大湯】へ入浴。
お湯は少し濁ったミルク色でした。
温度は熱いと覚悟してましたがそこまでではありませんでした。
水で薄めてもいいそうなので先に入った方々が薄めたからかもしれません。
シンシンと積もる雪と寒い外の風の音を聞きながら、少し熱いお湯に浸かる幸せ。
お湯に入りながら上を見上げると浴室の天井がすごく高いのが分かります。
すべて木造で、木の状態で時間の経過が感じられます。
たくさんの人を癒やしてきた温泉がそのままに残っていました。
■九番湯 渋大湯データ
住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2209
利用時間:10:00~17:00
効能:子宝、リュウマチ、神経痛
~補足~
9つの外湯めぐりは、【渋温泉にご宿泊いただいた方のみ】ご利用いただけます。
【渋温泉にご宿泊者以外のお客様】は、9番湯大湯のみご利用いただけます。
渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で、入浴券をお求めください。